マルチ商法の中途解約

マルチ商法はやめたいけれど、クーリングオフの期間は過ぎてしまった・・・
大丈夫、マルチ商法(連鎖販売取引)は中途解約できます。

中途解約をすると

中途解約をすることによりマルチ業者との契約は終わります
以後はマルチ商法の商品の購入や勧誘から解放されます。

ただし、中途解約する場合にはクーリングオフと違いマルチ業者は損害賠償を請求することができます

中途解約に対する損害賠償請求

『違約金』や『損害賠償』 を請求されるなら、解約するはやめようか・・・

ちょっとまってください。中途解約における損害賠償額は

  1. 契約の締結および履行のために通常要する費用
  2. 引き渡された商品の販売価格
  3. すでに受領した特定利益、その他の金品

超えることができません

契約書に違約金や損害賠償の定め・特約があっても、上の1~3の合計額を超える金額は支払う必要ありません

また、『2.引き渡された商品の販売価格』は『商品を返品しなかった(できなかった)』場合に必要になるものです。商品を返品する事ができる時は、これよりもっと小額になります。

logo_kaiyaku001_1.gif

中途解約による商品返品のルール

マルチ商法が中途解約できることはわかったけど、部屋には商品が山積み・・・

中途解約したときは、ルールに従って商品を返品する事ができます
マルチ商法を中途解約した場合に、購入した(仕入れた)商品は次の条件を満たせば返品できます!

  1. 入会後1年を経過していないこと
  2. 引渡しを受けてから90日を経過してない商品であること
  3. 商品を再販売していないこと
  4. 商品を使用または消費していないこと
    (商品の販売を行ったものがその商品を使用または消費させた場合を除く。)
  5. 自らの責任で商品を滅失または、き損していないこと

これらの条件を満たせば返品できます。

logo_kaiyaku001_2.gif

ただし、クーリングオフと違い業者は損害賠償を請求することができます

商品返品に対する損害賠償請求

またも出てきた『違約金』、『損害賠償』・・・
でもここまで読まれた方はきっと察しがついていると思いますが・・・

そう、返品による損害賠償にも『これ以上は請求できません』という限度が定められています

商品返品における損害賠償額は

  1. 返品した商品の販売価格の10分の1
  2. まだ引渡を受けていない商品の販売価格の10分の1
  3. 商品を返還しない場合は、販売価格

です。契約書に違約金や損害賠償の定め・特約があっても、上の1~3を超える金額は支払う必要ありません

なお、中途解約をして商品も返品する場合(普通は商品も返品しますね)、

  1. 中途解約による損害賠償
  2. 商品返品による損害賠償

の両方を支払わなければなりません。
でも、支払ってしまえば部屋にあふれた商品の山と、マルチ業者から開放されます。
どうか迷わずに早く決断して下さい。